発電所のご紹介~鳥取県倉吉市1号機編No.2~

こんにちは。㈱2050エナジーです。

 

草刈り実施報告

11月17日(水)に「鳥取県倉吉市1号機」の草刈りを実施してきました!

 

本物件は2020年4月より稼働しており、この度、弊社が中古発電所として

仕入れ販売させていただいております。

 

今回実施した草刈りの前は、いつ草刈りをしたのか?

というくらい、生い茂っていました…。

 

その為、作業時間は2人で休憩を含めて5時間程かかりました…。

この時期でも作業中は、全身に汗をかきました。

 

作業終了後に一気に身体が冷えるので、すぐに汗を拭き取り

着替えをしないと風邪をひいてしまいます。

 

雑草が伸びると、太陽光パネルに影が出来て発電量が低下する

事になりますので、今後は定期的に草刈りを実施します。

次回の草刈りは6月~7月頃を予定しています。

Before

 

After

 

電圧上昇抑制について

前回の記事「発電所のご紹介~鳥取県倉吉市1号機編~」でご紹介した

「電圧上昇抑制」について中国電力と協議を行いました。

 

協議の結果、やはり付近の電線に流れている電圧が

最大で107V程度と高かった事が判明しました。

※電圧の範囲は100Vの場合、101V±6V以内(95~107V)

 

電圧上昇抑制とは

太陽光発電所に設置されているパワーコンディショナー(パワコン)

というインバーターには、発電した電気を電力会社の電線へ流す際(系統連系)

の電圧の上限が、事前に電力会社との協議によって決められています。

その電圧を超えると、出力を抑制します。

 

この電圧値が「整定値」と呼ばれており、各発電所毎に

電力会社より指定されています。

 

ちなみに「鳥取県倉吉市1号機」はの整定値は107Vでした。

その為、付近の電圧(最大)と整定値がどちらも107Vだった為、

電圧上昇抑制の起こる時間帯が多かったという事になります。

 

整定値は付近の電線の電圧状況によって決められます。

 

付近が100V程度の電圧なのに対し、太陽光発電所から108Vや110Vの電気が

流れてくると、周りで電気を使用している人へ高い電圧を送って

しまう事になる為、安全に使用出来る範囲の電圧を整定値として

電力会社が計算しています。

 

しかし、今回は事前の協議で伝えられた整定値107Vでは、

電線の電圧と太陽光発電所の電圧が同等であった為、整定値を109Vに変更して頂きました。

 

パワコン側の設定も草刈りの際に実施済みです!

 

まとめ

今回は草刈りを行い雑草による影の影響を排除し、

整定値の変更により、電圧上昇抑制の影響を低減させる対処を行いました。

 

12月以降もしっかり遠隔監視とメンテナンスを行い、安定稼働に努めます。

 

お買い求めがまだの方は、売電収入の分配が始まっている本発電所から

是非、お買い求めください!

鳥取県倉吉市1号機」設備詳細