発電所のご紹介~鳥取県倉吉市1号機編~

こんにちは。㈱2050エナジーです。

 

今回は、2021年10月28日より販売開始となった「鳥取県倉吉市1号機」のご紹介です。

 

先日、現場確認に行って参りました。

発電所がある場所は、市街地から少し離れており車で向かったのですが、

少し迷ってしまいました。。

 

■発電所データ■

・太陽光パネル     JINKO SOLAR 280W×360W=100.800W

・パワーコンディショナ 三洋電機 SPSS-55D-DM×9台

・固定買取価格     19.8円(税込)

 

JINKO SOLARは2019年時点で4年連続出荷量世界No.1の記録を持つ中国のメーカーです。

 

今回、使用している太陽光パネルは、「低反射⾼透過強化ガラス+表⾯ライトトラッピング技術のセル」により、

⽇射量の少ない場所でも最⼤限のパフォーマンスを発揮するものとなっています。

 

本物件は、2020年4月から発電事業を開始しており、今回は中古の発電所を仕入れての販売となります。

中古の発電所の場合は、今までの発電状況がわかるので、発電所毎に今後、安定稼働を行う為に何を行うかを考え対策する事が出来ます。

 

実はこの発電所、発電事業を開始してからシミュレーション通りの発電をしていないという物件でした。

 

発電量不足について

 

発電量が低い原因はいくつか考えられるので、一つ一つ検証していく必要があります。

①周囲の陰がかかっている

②パワーコンディショナーが停止している(機器の故障)

③単純に日照不足が続いている

この②の場合、何が原因で停止しているかをさらに深堀りしていく必要があります。

以前、私が点検した現場ではヤモリが機器に侵入してしまい故障してしまったという経験があります。

 

今回の原因を確認した所、太陽光発電所の周辺の電圧が高いエリアという事が判明しました。

電力会社の電線を流れている電圧の範囲は100Vの場合、101V±6V以内(95~107V)とされています。

しかし、この発電所の周り電圧を計測すると108Vまで上がっている時間帯がありました。

電気の流れは、よく水の流れに例えられるのですが、高い所から低い所へ流れます。

その為、太陽光発電所内の電圧が、周辺の電線の電圧より高くないと、電気を電線へ送る事ができなく、

売電収益を得ることが出来なくなってしますのです。

 

この様に、電圧の影響を受けて発電が止まる事を「電圧上昇抑制」といいます。

その為、中国電力と協議を行い電圧が規準値に近づく様に打合せをしています。

私たちは発電所があるべき発電能力を発揮できるよう修理・調整・メンテナンスを行っています。

 

2021年12月からの発電事業では、年間保有率は7%程度、全期間保有率は30%程度を予定しており、

2021年11月30日までにご購入いただきましたお客様には、2021年12月分の売電収入を2022年1月20日に分配させていただく予定です。

是非、お早めにお買い求めください!