太陽光発電投資とパネシェアの違いについて

太陽光発電投資とパネシェアの違い

こんにちは。㈱2050エナジーです。

昨今様々な投資案件がありますが、注目されているものの中に「太陽光発電投資」があります。

今回は太陽光発電投資のメリット・デメリットと

弊社が運営している「パネシェア」との違いについてご紹介します!

 

太陽光発電投資とは

太陽光発電所を購入し、毎月の発電で収益を得るタイプの投資となります。

メリット

1.国の制度で発電した電気の買取が20年間約束されている

太陽光発電には、FIT制度(固定価格買取制度)というものがあります。

これは、国が20年の間決まった単価で発電した電気を買取るという制度です。

買取価格の単価は、FIT制度(10kW以上)が始まった2012年から毎年減少しています。

※1.は4/1~6/30の利潤配慮期間

 

減少している理由は、太陽光発電が普及し部材の調達価格などが減少しているためです。

そのため、買取価格が減少しても調達価格も同時に減少しているので、利益率が大幅に下がったという事にはなっていません。

 

また、FIT制度というのは国に申請して認定された年の価格が20年続くという事です。

例えば、2016年の単価の場合、24円+税/kWhが2036年まで20年間続くのです。

2019年であれば14円+税/kWhが2039年まで続く事になります。

 

2.シミュレーションを基に収支計算が出来る

新規で建設する場合は、建設地の住所から過去の平均日照時間などを基に

周辺の影の影響も考慮して発電シミュレーションを算出しています。

また、稼働済みの発電所であれば今までの実績から今後の発電量を計算する事が出来ます。

そのため、容易に収支計算が行えます。

 

3.リスクが少ない

不動産投資の家賃収入を得る投資の場合、今後の人口減少やテレワークの普及などにより

空室になる事があると、その分収入が入らなくなるというリスクがありますが、

太陽光発電では太陽が昇れば発電するので、安定した収入が見込めます。

 

太陽光パネルの発電量は経年劣化により多少減少しますが20年の間で、大幅に減少する事はありません。

条件は異なりますが、各メーカーで発電出力の保証を行っているケースが大半です。

 

京セラでは1984年に千葉県佐倉市に設置した太陽光パネルが35年経過した2019年でも

発電出力が13%しか低下せず、現在でも安定稼働していると公表しています。

 

デメリット×

1.悪天候による発電量の低下

環境に優しい太陽光発電ですが、太陽の日照がないと十分な発電が出来ません。

(雨天でも5~20%位は発電します。)

そのため、悪天候が続くとその分発電量が減少し、収入減にも直結します。

しかし、1年間を通してみると概ねシミュレーション通りの結果になります。

(シミュレーションは、過去の悪天候の記録も含めて計算しています。)

 

2.FIT期間終了後の対応

20年間のFIT期間が終了した後の事は、まだ決まっていません。

一番早く期間が終了する場合でも2032年になります。

 

10kW未満の住宅用太陽光のFIT期間は10年間と決まっており、2019年から

FIT期間が終了する方が出始めています。

10kW未満の場合、買取価格が48円/kWh程度から8.5円/kWh程度に下がりましたが

電力会社が買取続けています。

脱炭素に向けて再エネが必要とされていることから、10kW以上の場合も

買取価格は低下しますが引き続き電力会社が買い取る事が予想されます。

 

しかし、発電所の維持・管理を継続して行う必要があるため、

発電事業を終えるという場合には発電所を破棄する必要があり費用がかかります。

そのため、10~12年程度で投資費用を回収し20年後に向け備えておく必要があります。

 

3.発電事業期間中はメンテナンスが必要

20年間の発電事業期間は、維持・管理のためにメンテナンスが必須になります。

不具合が起きた状態のままにすると、発電量が減少し、収入減に直結します。

機器に不具合がある場合は、修理や交換をする必要もあります。

また、現場の状況によっては年に複数回の草刈りも必要になります。

これらには専門知識が伴うので、専門のメンテナンス会社に依頼する事が多いです。

 

太陽光発電投資とパネシェアとの比較

太陽光発電所を購入するとなると1,500万円~2,500万円程度の資金が

必要となり、購入後には発電事業者として発電所の維持・管理や保険への加入、

固定資産税の手続きもなども必要になります。

 

一方、パネシェアでは一つの太陽光発電所を複数名で共同所有します。

私達、株式会社2050エナジーが代表事業者となり、お客様は共同事業者となります。

そのため、発電所に関わる一切の管理を弊社が行わせていただくので、お客様自身で

ご対応頂く必要はございません。

 

また、発電所の購入も1W単位でご購入頂けるため、500円以下から任意の金額で

ご購入いただけます。

悪天候などにより、発電量が減少する事を考慮して所在地の離れた複数の発電所を

分散して所有して頂く事ができるのもパネシェアの強みです。

パネシェアは、再エネの普及に取り組みたいが太陽光発電所の購入は敷居が高く、

中々手段が無かったという方にも、気軽にご参加頂けるプラットフォームとして開設されました。

再エネ普及への新しい選択肢の一つとして、是非ご活用ください!