千葉県君津市1号機の進捗⑥「発電所完成~系統連系開始~」編
千葉県君津市1号機の工事進捗をシリーズでお送りして参りましたが、
ついに今回が最終回となります。
そうです。無事に完成・稼働を開始しました!
太陽光発電所が稼働する際、電力会社の送配線網(電線)へ接続し
発電した電気を送ります。
このことを「系統連系」といいます。
その為、稼働開始=系統連系開始となります。
前回の太陽光パネル設置工事の後に行った工事内容です。
電気機器設置工事
以下の機器を設置しました。
パワーコンディショナー
このパワーコンディショナーが実は太陽光発電にとっては
第二の主役と言っても過言ではないのです。
(主役は何と言っても太陽光パネルですね。)
この機器は何をしているのかと言うと、
直流(DC)⇒交流(AC)に変換しているのです。
役割としては結構シンプルなのですが、非常に重役なんです。
太陽光パネルで発電した電気は全て直流(DC)、
電力会社の送配線網(電線)に流れている電気は交流(AC)です。
その為、パワーコンディショナーが太陽光パネルで発電した電気を
送配線網(電線)へ流せる様に電気の流れを変えています!
分電盤
日射計と気温計も取り付けました。
フェンス設置工事も行いました。
場所によっては野生の動物が侵入するケースもあります。
電力会社の電線との接続工事
判りにくいですが、右側にある大きな電柱が東京電力の電柱で、
左側のフェンスの中にあるのが発電所の電柱です。
電柱同士を電線で接続しております。
尚、この接続工事は電力会社にてご対応いただきます。
今後は東側に竹が生えている為、発電所の陰にならない様に伐採します。
2022年2月25日より20年間という長期で稼働する為、
発電量の遠隔監視と定期メンテナンスを行い安定稼働を目指します。