太陽光発電所の違いについて

こんにちは。2050エナジーです。

今回のテーマは太陽光発電所の種類についてです。

そもそも太陽光発電所の種類ってなんだろう?
と思われる方も多いと思います。
実は太陽光発電所は、規模によって種類が分けられているのです。

低圧発電所

設備容量が50kW未満の発電所のことを指しており、受電電圧が200Vになります。
(単相3線式と三相などがありますが、これはまたの機会にしましょう)

低圧の中でも以下の様に2種類に分かれています。

1)10kW未満の発電所
・主に住宅の屋根の上の発電所に多い。
・余剰売電となり、FIT法の固定価格買取期間が10年間となる。

2)10kW以上〜50kW未満の発電所
・いやゆる野立て低圧発電所に多い。
・全量売電となり、固定価格買取期間が20年間となる。
・パネシェアでの取り扱いが一番多くなる容量。

高圧発電所

続いて高圧発電所です。

容量が50kW以上〜2000kW未満の発電所を指しています。
電圧は6600Vとなります。
(皆様の周辺にある街中の電柱の一番上に、横並びで3本通っている電線がこれです)

全量売電となり固定価格買買取期間は20年。
高圧のため、受変電設備(キュービクル)が必要となり、
電気主任技術者による定期的な検査などの保全が義務付けられています。

建設時のコストやランニングコストの面で、100kWとか200kWとかの
比較的に小さい発電所はあまり存在せず、1000kW以上のいわゆるメガソーラー(MW)が主流です。
※1,000kW=1MW(メガワット)

パネシェアでは現在このメガソーラーの取り扱いはありませんが、
良い物件が出てきたら、皆様とシェアしたいと考えております。

特別高圧発電所

最後に特別高圧発電所です。

容量としては2000kw以上の発電所を指しています。
電圧は色々種類があり、20,000Vから140,000Vまで幅があり、
送配電事業者によっても違いがあります。

きっと皆さんの街にもある、いわゆる鉄塔の上を通っている電線です。
大きな違いはその発電所としての大きさもさることながら、
変電所を併設する必要があることでしょうか?

変電所の建設には多額のコストが掛かるため、高圧発電所と同じ理屈で数千kW(数MW)の
発電所はあまり建設されておらず、実際に作られている発電所は
10MW以上の発電所が多くなっています。

日本ですと、土地の問題で100MW程度の発電所が最大規模となりますが、
アメリカなどですと何百MWと言った、見渡す限り太陽光パネルみたいな
発電所も建設されています。

パネシェアでは、、、、多分扱うことはないでしょう。。きっと。
以上が日本における太陽光発電所の種類です。

参考になりましたでしょうか?

今後もどんどん魅力的な太陽光発電所をご紹介していきますので
引き続きパネシェアをよろしくお願い致します。